★---閉店の日---★ | |||||||||||
〓〓〓 ドキュメント 「閉店の日」 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 閉店を迎えることは、昨年から分かっていて、 1月の北海道新聞の掲載によりいっそう、多くのファンが来店していた。 閉店日の前日の土曜にいたっては、地元の常連のお客さんも詰めかけ、 さらに、道内そして本州からもファンが閉店を惜しみ来店、店は賑わいをみせていた。 2006 4 16 閉店を迎える最後の日が来た。その日は、朝から春を遠ざけるような霙(みぞれ)まじりの冷たい雨が・・・ 店で開店前の準備をしている時、この春、東京からの札幌に越された常連のファン・・忙しくなりそうな予感。 彼を店に残し買出しの為近くの○崎屋へ、ふと見ると傘売り場に見慣れた男性・・昨夜から宿泊してたU氏、 雨模様で傘を見てたと言う。 いつものように○○店で○○を食べてるところをU氏に見られながら(笑)、 もう11時、開店時間、ヤバイ!(汗) U氏と共に店に向かった。 店内には、既に常連のお客さん、そして、ファンの方でいっぱい・・悲惨、まだ用意があるに(汗) それからは、怒涛のようにラーメン作りに没頭、地元常連さんが次から次と来店、 昨日から泊り組N氏、千歳、札幌、岩手、東京、愛知からファンが来店してくれたのだ。 そのファンの中には、なんと自転車で札幌方面から途中まで・・店までは無謀!・・馳せ参じた、SB氏がいた。 彼の仕事から言っても、この根性があれば国家の安全は磐石、間違いない! まだまだ、お客さんの勢いは衰えない。 ファンに頂いた”GAVA”も飲む余裕もなく咽喉枯渇、 ファンに声をかけたいのだが・・麺がのびる、横目で彼らを追うことしかできない。 忙しさは時間を短くするものである。 ”気がつくとあなた”は歌の題名(笑) 気が付くと、もう4時、店内は落ち着きを取り戻し、ファンの方々とヲタトーク?・・(笑) 初めて出会った、ファン同士の交流、思い出の語らい、嬉しさの一時である。 そんな中、地元の女性ファンが来店、彼女は大のなっちファン、閉店に詰め掛けてくれたのだ。 その彼女は、もう4回も来店していて、幼いながらバイトし、なっちのグッズをたくさん買っている ”チョーなっち大好き人間”なのである。 なっちは、こんな娘にまで支えられて・・、 6時を回る頃には、多く仕入れた麺が僅か、1個を残し暖簾を下げたのである。 閉店を惜しんでくれたファンの中にはビールを飲みながら最後のラーメン、 話掛ける度に、感激のあまり泣じゃくる、他のファンは戸惑うばかり・・、 時を刻むにつれて、それぞれ、帰路へ・・寂しい別れ・・(涙) 最後に残った、ファンの代表6名で記念撮影をして、店内の壁に貼っていた、なっち、あさみんのポスターをみんなで一枚づつはがす・・ このように多くのファンに惜しまれて、感動的に24年間の営業を終えたのであった。 2006.04.24 記 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 | |
閉店記念ドンブリ for katts! | ファン代表記念撮影 |