噴火湾の名づけ親 
もうひとつの顔 W.R.ブロートンを追って…

噴火湾の名づけ親 挿絵2

 目的(もくてき)は当時、地図のなかった北太平洋海域(きたたいへいようかいいき)の調査(ちょうさ)でした。

 室蘭には水や薪(まき)などの補給(ほきゅう)で寄(よ)ったのです。

 周辺(しゅうへん)の火山から噴煙(ふんえん)が上る光景(こうけい)を見て、 彼は湾(わん)を「噴火湾(ふんかわん)」と名づけました。1796年のことでした。

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